今?未来?思ひ出に

October 14, 2011

追い風?

先日、屋根の表面温度と屋根裏温度を

スレートと金属、瓦(和型・平板)の

4種類の模擬屋根で データ収集が

兵庫県立工業技術センターで 行われました。10__GyRCJSIlSyVhGyhCMDM4OQ==




昔から、瓦屋根は 高価なモノであり

また、他にはない屋根を 競い合い

大工と瓦葺き職人の 技術の集合体


昔の技術の高さや 建物への想いが表れています6__GyRCJSIlSyVhGyhCMDYzMA==


現代では、

屋根が重いから・・・

値段が高いから・・・


など、敬遠されがちな瓦屋根ですが5__RElNRzAzNDc=



瓦屋根は 昔から

〇 雨風や台風から 家を守ります。

〇 家が建っても、2~3年は まだ木が動くので

   屋根から重量をかけ、木材を抑えています。


〇 昔の土葺き工法だと、

  断熱材の代わりをし、夏は涼しく、冬は暖かく

  また、夏は 湿気を程よく吸い

       冬は 湿気を程よく出す

  壁も 土壁で さらに 日本の気候風土に合った

  合理的なたてものです。


  また、地震でも

  土壁が崩れることで 揺れを和らげ、

  土葺き工法の瓦屋根が ズレル事で

  建物の倒壊を 防いでいます



現代では、

建物の倒壊を 嫌い、建物が ズレたり

隙間などができる事を 嫌います。

そんな気がします・・・13__bm90aXRsZTExNg==



話を戻すと、

今回の工業技術センターでの 試験で

瓦の持つ”断熱性”が 立証された事です。

断熱機能を持つ 唯一の屋根材”瓦”



工業技術センターからのデータによると

夏季の熱の流れとして、

窓などの 開口部から 約70%

外壁から 約13%

屋根は 蓄熱性もあり、約10%

の熱が 建物に入ってきます。



そこで、屋根部に注目し

スレートや金属屋根瓦屋根では

5~10℃ 瓦屋根の方が 温度が低く

屋根裏では どちらも

約10℃の 温度差が出ました5__Z2V0


屋根裏で10℃の温度差が出ると

夏季のクーラーなどの電気代が いくら安くなるか4__RElNRzAzNDY=

クールルーフから、節電や省エネ

地球環境にやさしくなります5__MjAwOTA4MjgxNTI3MDM=

エコです9__ISEhエコエコ9__ISEh


軒先を伸ばすと、外壁の陰面が増えるので

さらに 夏季時に涼しくなりますね6__GyRCJSIlSyVhGyhCMDYzMA==


先人の知恵は やはりすごいですね10__GyRCJSIlSyVhGyhCMDM4OQ==


瓦屋根には

まだまだ立証されていない機能が

備わっているかも 知れませんね9__Z2V0


自分自身、気になる事例はありますが・・・7__Z2V0


kawara80_100 at 02:34│  
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